旅行を楽しむ一般の人にとって憧れのビジネスクラス・ファーストクラス。
一度はビジネスクラスやファーストクラスで、豪華な海外旅行をしてみたいもの。
そこで気になるのが、ビジネスクラスやファーストクラスに乗る人ってどんな人なのか?どんな職業に就いてるのか?年収はいくらくらいで、プライベートで乗ってる人はどれくらい居るのか、またそういう人がやってる仕事はどういう職種が多いのか?というようなこと。
ちょっと興味がそそられますよね。
このページではビジネス・ファーストクラスの座席予約に必要な価格相場や、乗る人の職業、平均年収などについて調査した結果をまとめております。
また、一般的な年収の方でも簡単にビジネスクラス、ファーストクラスに乗れてしまうここだけのお得情報も掲載していますので、気になる方はぜひ「貴方もビジネス/ファーストクラスにタダ同然で乗れる!!」というチャプターをチェックしてみてくださいね!!
目次
- ビジネスクラスの料金はいくらくらい?〜JAL/ANA/LCCの平均価格の相場〜
- ファーストクラスの運賃はどれくらい高い?〜JAL/ANAの平均価格の相場〜
- ビジネス/ファーストクラスに乗る人の平均年収はいくら?
- ビジネス/ファーストクラスに誰が乗るの?多い仕事・職業ってある?
- 貴方もビジネスクラス/ファーストクラスにタダ同然で乗れる!!
- ビジネスクラス・ファーストクラスの魅力や気になる情報まるわかりの厳選記事
ビジネスクラスの料金はいくらくらい?〜JAL/ANA/LCCの平均価格の相場〜
まずはビジネスクラスの料金相場を見ていきたいと思います。
航空会社は『JAL』と『ANA』、そしてビジネスクラスがあるLCC 『ジェットスター』と『エアアジア』の4社を比較しつつ、ビジネスクラス東京↔︎オーストラリアの料金相場を例に挙げて見てみましょう。
夫婦二人で行き帰り往復の場合の値段
【ANA】
最安値:約75万円
最高値:約115万円
【JAL】
最安値:約70万円
最高値:約110万円
【エアアジア】
最安値:約30万円
最高値:約60万円
【ジェットスター】
最安値:約30万円
最高値:約60万円
ビジネスクラスへの事前・当日アップグレードの場合のプラス追加料金相場
【ANA】
事前アップグレード
対象予約クラスでマイルを利用して申し込み可能。
- 中国、韓国、台湾など:1万2千マイル
- 東南アジアなど:1万8千マイル
- ハワイ、ジャカルタなど:2万マイル
- オーストラリア、カナダ、北米西海岸など:2万5千マイル
- 北米東海岸、欧州など:2万8千マイル
当日アップグレード
エコノミークラスが満席の場合に当日アップグレード付加運賃を支払ってアップグレード可能。
- 日本→北米、欧州線:5万円
- 日本→オーストラリア線:5万円
- 日本→東南アジア線:3万円
- 日本→中国線:2万5千円
- 日本→台湾、韓国、フィリピン線:1万5千円
【JAL】
事前・当日アップグレード
対象予約クラスでマイルを利用して申し込み可能。
- 中国、韓国、グアムなど:1万2千マイル
- 東南アジアなど:2万マイル
- ハワイ、オーストラリア、ロシアなど:2万5千マイル
- 北米など:3万マイル
- ヨーロッパなど:3万3千マイル
【エアアジア】
事前アップグレード応募
Optiontownというサービスが行なっている「アップグレード・トラベル・オプション(UTo)」に申し込んでおけば、1万2千円から2万円程度の追加料金でビジネスクラスへのアップグレードができます。
ただし、当日空席があり、かつ抽選に当選した場合のみで、しかもその結果はフライトの数時間前まで分かりません。(落選した場合は前払いした料金は返金されます。)
当日アップグレード
空席があれば当日チェックインカウンターで2万円程度の追加料金を支払ってアップグレード可能。
【ジェットスター】
事前アップグレード
エコノミーチケットを買った数日後に、特別料金(1万6千円から2万円程度)でアップグレードしませんか?という招待メールが届く場合あり。
当日アップグレード
空席があれば当日チェックインカウンターで2万円程度の追加料金を支払ってアップグレード可能。
ファーストクラスの運賃はどれくらい高い?〜JAL/ANAの平均価格の相場〜
では続いてファーストクラスの運賃はどうなっているのでしょうか。
東京↔︎ニューヨークを例に挙げて見てみましょう。
夫婦二人で行き帰り往復の場合の金額
【ANA】
最安値:約230万円
最高値:約470万円
【JAL】
最安値:約430万円
最高値:約460万円
ファーストクラスへのアップグレードの場合のプラス追加料金相場
【ANA】
事前・当日アップグレード
対象予約クラスでマイルを利用して申し込み可能。
- 中国、韓国、台湾など:2万マイル
- 東南アジアなど:3万マイル
- ハワイ、ジャカルタなど:3万5千マイル
- オーストラリア、カナダ、北米西海岸など:4万マイル
- 北米東海岸、欧州など:4万5千マイル
【JAL】
事前・当日アップグレード
対象予約クラスでマイルを利用して申し込み可能。
- 中国など:2万5千マイル
- ハワイなど:3万マイル
- 東南アジアなど:3万5千マイル
- オーストラリアなど:3万8千マイル
- 北米など:4万5千マイル
- ヨーロッパなど:4万8千マイル
ビジネス/ファーストクラスに乗る人の平均年収はいくら?
そんなお高いビジネスクラス・ファーストクラスの料金ですが、ではどれくらいの年収を稼ぐ人が主に利用しているのでしょうか?
エクスペディアが以前行ったビジネスクラスの乗客の平均年収の調査結果では、意外や意外、年収500万円以下が半数以上という結果となっています。
案外高給取りとは限らない結果に拍子抜けした人も多いのでは無いでしょうか?
詳細な割合は次のようになります。
年収300万円以下:35%
年収300〜500万円:20%
年収500〜700万円:18%
年収700〜1000万円:11%
年収1000万円以上:16%
ビジネスクラスに10人の乗客が居ても、1000万円以上稼ぐ方というのは1人か2人くらいしか居ないんですね。
ちなみに国税庁の発表した近年の国民の平均年収は414万円となっておりますので、平均的な収入の方が半数以上という結果になっています。
「ビジネスクラス」とは言っても、同調査のアンケート結果では、実際に「出張」と純ビジネスのために利用している人は全体の26%なのに対し、家族旅行や恋人・友人との旅行などといった観光や、仕事と観光両方と答える方で74%と大半を占めていました。
一般的な家庭の方でも、観光旅行にビジネスクラスを使うのは、かなり当たり前となってきているようですね。
その一つの大きな要因は、マイルでのアップグレードが可能というところにあるのでしょう。
また、ビジネスクラスを初めて利用した年代の統計でも、20代までに経験されている方で半数以上を占めていました。
マイルをうまく活用すれば、ビジネスクラスで海外旅行というのは、それほど夢のような話でも無くなってくるんですね。
それでもビジネスクラスを利用したことが無いという人もかなり多いでしょう。
そういった人に「利用したくない理由」を尋ねると、7割の方が「値段が高いから」と答えたそうです。
しかし、そう答えた8割の方が、実際にビジネスクラスの価格を具体的に調べてみたことは無い、と答えたそうなので、ビジネスクラスの値段を詳しく知らなくても”とにかく価格が張る!!”というイメージが先行しており、そもそも多くの旅行客にとって選択肢の中に入ってこないというのも現状なようです。
しかし、じゃあ年収が高ければビジネスクラスに気軽に乗れるのかというとそうでも無く、年収が3000万円ある方でも、「自腹でビジネスクラスなんて絶対乗らない!」という意見の方もいらっしゃいますし、年収500億円以上の世界的な大富豪ビル・ゲイツ氏はエコノミーで移動するというのも有名な話です。
つまり結局のところ、年収の高い低いでは、なかなかビジネスクラスやファーストクラスに乗る乗らないの最大の理由にはなってこず、最後は価値観の問題、何を重視したいか、どこにお金をかけたいかという事で個人により千差万別、年収が低くてもビジネスクラスは譲れないという感覚をお持ちの方も居らっしゃれば、年収がどんなに高くてもファーストクラスなんて無駄だという感想をお持ちの方もいらっしゃいます。
ビジネスクラス・ファーストクラスに乗る人の年収を平均すれば、やはりエコノミークラスに乗る人の平均年収よりも若干高くなるとは思いますが、しかし、年収いくら以上だったらビジネスに乗る、以下だったら乗らない、というような分け方はまったくできないというのが結論です。
しかし実際年収がどれくらいになれば、価値観に関わらず自腹でビジネスクラスの海外旅行を年に数回楽しんだとしても、生活に支障をきたさないのでしょうか?
生活に支障をきたす、という言葉も非常に曖昧で、どれくらいの生活を維持したいのかは千差万別ですので、やはり一概には言えませんが、それでも年収3000万円以上ある方は、ビジネスクラスでの旅行を積極的にされてもまず問題は起きないことが多いでしょう。
年収と旅行の際に取る座席クラスについて様々な方の意見をご紹介します。
自腹でプライベートビジネス?経費でファースト?マイルでアップグレード?みんなの意見を聞いてみた
夫婦の年収合計で1500万くらいかな。ファーストは絶対無理ですが、ビジネスってそんなに高く無いですよ?国内線も全てプレミアムが基本。株主優待権があるので安く買えます。
ビジネス/ファーストクラスに誰が乗るの?多い仕事・職業ってある?
上の年収についてのチャプターでも書いた通り、ビジネスクラスやファーストクラスに乗る人が、必ず年収も高いとは限らないというデータが出ている通り、職業もやはりバラバラ。
ファーストクラスに乗る人は客室の質に拘る人や、政治家や芸能人などプライベートやセキュリティが保たれることを優先したい方の他、マイルの特典航空券で乗る人もかなり多いです。
また、ファーストクラスに乗る人には、せっかくの豪華な食事もキャンセルして早々にベッドメイキングを頼んで寝てしまう人も多いらしく、過密スケジュールの合間に、誰にも邪魔されずぐっすりと睡眠をとって英気を養える時間が欲しいと感じている方も多いようです。
ITや株、不動産などで稼がれている社長さんなどは、ファーストクラスに拘るという方も比較的多いようですが、カップルや女性一人でファーストクラスを利用する姿もよく見られるようです。
大富豪になればかならずファーストクラスを使うのかというとそうではなく、お金持ちの方は合理主義であることが多く、合理的に考えると、ファーストクラスとビジネスクラスを比べるなら、ビジネスクラスという選択肢が断然多いようです。
理由は、周囲に気を使わず横になってぐっすり熟睡できる十分なスペースがあり、倍以上払って乗るファーストとそれほど大きなサービスの格差も無いからです。
ファーストクラスに乗ることに特別なステイタスを感じている方でなければ、ビジネスで十分という結論に行き着くのでしょう。
ビジネスクラスはその名の通り会社の出張などで使われることも多く、中には座るなりパソコンを取り出して一睡もせずに作業している、という人もいらっしゃいますが、それでも出張などの利用は全体の30%以下という統計データもあるように、個人や家族でプライベート旅行に利用されることのほうが断然多いようです。
大企業・大手企業の社用の出張となると、会長や社長はファーストクラス、副社長はビジネスクラスでとなるようですが、多くの方はエコノミーでとなるのが現状でしょう。
大手企業でも平社員はエコノミーでの出張が当たり前、ビジネスを使っていると株主訴訟で訴えられるということにも。
平社員まで海外出張は皆ビジネスクラス、という企業は非常に限られています。
大手自動車メーカー、製薬メーカー、外資系や金融関係などの一部大手企業では、平社員まで皆Cクラスを使っていると答えている人も見受けられます。
エクスペディアの統計では、海外出張時に最もよく利用する座席クラスのアンケートの結果は「エコノミー」がダントツのトップで7割強。
ビジネスは20%も無く、ファーストに至っては0.5%となっています。
また、ビジネスクラスで出張できる条件を聞くと「役員クラス以上」が約4割。
「部長クラス以上」が3割弱、「課長クラス以上」が1割。
フライト時間などによる規定があって「行き先による」と答えた人と、全員利用できると答えた人で残りの2割くらいとなっています。
平社員まで全員Cクラスで海外出張できる企業なんて、いかに限られているかが伺えますね。
ここまでをまとめると、ビジネスクラスに乗っている乗客は、海外出張のお偉いさんなども3割程度含まれますが、多くが一般のプライベート利用で、年収の高い低いにはそれほど関係無く、いろんな方が利用されています。
特に貯まったマイルを利用してお得にビジネスクラスを利用している、という方が多いようです。
ファーストクラスはというと、大富豪の方ばかりというイメージですが、マイルを使った特典航空券での旅行という方も少なく無いようです。
自腹でファーストクラスに乗られている方はやはりお金持ちであることは決定的ですが、お金持ちの人の中でも特に、ステイタスや客室の質、特別感やプライバシーを重要視される方が利用されており、多くの富豪は逆にビジネスクラスを選ぶことが多いようです。
貴方もビジネスクラス/ファーストクラスにタダ同然で乗れる!!
上でご紹介したコメントの中にも少し触れられておりますが、貴方は「陸マイラー(おかまいらー)」という言葉をご存知でしょうか?
陸マイラーとは、飛行機に乗らずにマイルを貯める人のことを指して使われる造語です。
飛行機に乗ってマイルを貯めるのは大変です。
お金を使わないといけないからです。
特別マイルが貯まりやすいクレジットカードや、高い会員ランクでなければ、頻繁に飛行機に乗らないとなかなか貯まらないものです。
アジア圏への渡航ですと、だいたい往復で2,000マイル前後、ヨーロッパやアメリカですと往復で12,000〜14,000マイルといったところです。
よくこのページにも出てくる「マイルによるアップグレード」という方法は、ビジネスクラスへのアップグレードで1万〜3万マイルくらいが必要となってくるので、ヨーロッパやアメリカに旅行すると、次回はビジネスクラスにアップグレードできる可能性が出てきます。
しかし、もっともっと簡単にマイルを貯める方法があるんです。
それを実践されている方が陸マイラーと呼ばれる方々です。
飛行機に乗らずにマイルを貯める方法は、大きく分けて2つの方法があります。
それは
- マイルが貯まるクレジットカードを普段使いして貯める
- ポイントサイトを利用して貯める
この2つです。
そしてその2つの内、断然に効率的に莫大なマイルが貯められる方法が2番の「ポイントサイトを利用して貯める」方法です。
この方法を駆使すれば、年間でANAのマイル20万マイルほどが簡単に手に入ります。
20万マイルあれば何ができるか?
例えば国内線ですと、東京↔︎沖縄をレギュラーシーズンに約10回往復できます。
国際線ですと、シンガポールにファーストクラスで2往復できます。
他にもハワイにビジネスクラスで3往復、ニューヨークビジネスクラスで2往復、オーストラリアビジネスクラス3往復なんてことができてしまうんです。(いずれもレギュラーシーズンで計算)
1年でそれだけのことができるマイルが貯まるなら、庶民にとって十分すぎるほどでしょう。
そんなマイルが、誰でも簡単に、確実に貯められる裏技があります。
なぜ自分と同じくらいの年収の人が、ビジネスクラスで海外旅行なんてできるのか疑問に思われていた方もいらっしゃるかもしれません。
低い年収でも楽々ビジネスクラスで海外旅行を楽しまれている方は、この方法を取られている方がほとんどです。
私もこのマイルを貯める裏技を使って、低所得ながら毎年ビジネスクラスやファーストクラスでの海外旅行を楽しんでいます。
一度始めたら絶対に手放せないお得さで、もっと早く知りたかったとすごく思いました。
興味のある方は、次のページで詳しくご説明しておりますので、ぜひご覧ください。
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